このたび、松田早和選手・村上すず選手・松野梨那選手が退団することとなりましたので、お知らせいたします。
なお、松田早和選手・村上すず選手は、Keilor Park Soccer Club(オーストラリア)に加入することとなりましたので、合わせてお知らせいたします。
松田 早和(Matsuda Sawa)選手
【生年月日】
2000年12月17日
【出身地】
鹿児島県
【ポジション】
DF
【コメント】
2023シーズンをもって退団することになりました。ヴィアマで過ごした2年間は自分にとって楽しいだけでなく、試練の年でもあったと思います。私はヴィアマに入る前、広島のチームを最後にサッカー人生を終える予定でした。
好きで始めたサッカーを何が好きなのかわからなくなってしまうこともたくさんありました。好きなものを嫌いになってしまうことってとても怖いことだなってその時すごく思いました。もちろんヴィアマに入ってからも「今年まで、あと少し」が心の中にずっとあった気がします。それでも続けてこれたのは切磋琢磨し合うチームメイトやご支援してくださるスポンサーの方、いつも温かく見守ってくれる両親、そして1番近くで娘や孫のように可愛がってくれる地域の方のおかげです。
自他認める変わり者ですので、いろいろと多大なる迷惑をかけてきたと思います。でも、こんな私でも応援してくれる人がたくさんいて、心の支えどころか、心身共に支えられていました。
「なでしこリーグ2部に昇格」「なでしこリーグ1部に昇格」というサッカー選手として滅多に立ち会うことができない瞬間に自分が関われたこと、自分のこれからの自信に繋げていきたいと思います。17年続けてきたサッカーでまさか自分がなでしこリーガーになり、メモリアルな瞬間に立ち会えるなんて、サッカーを始めた当初の私には考えられないほどの財産です。
私は応援してくれた全ての方に本当に数えきれないほどの恩をいただきました。それを返しきることができるかはわかりませんが、応援してくださる皆様に感謝しながら、これからも私は私らしく、でも少しは大人になれるように日々精進して恩返しして行きたいと思っています!
これからの松田早和もぜひ応援よろしくお願いします。
村上 すず(Murakami Suzu)選手
【生年月日】
1998年11月17日
【出身地】
熊本県
【ポジション】
MF
【コメント】
いつも、ヴィアマテラス宮崎の応援をありがとうございます。
新富町に来て3年、初めは慣れない環境で不安がいっぱいだったのを思い出します。今では住み続けたいほど好きになりました。アットホームなこの街と温かい街の人たちが大好きになりました!
九州リーグ2部参入戦からはじまり、発足から3年でなでしこリーグ2部優勝まで駆け上がることができました。1年目、ヴィアマテラス宮崎として初めて新富町で試合したとき(vs新田原自衛隊)雨の中太鼓を叩きながら応援してくれていたサポーターの光景、初めてのホーム戦で会場に向かう道中に「地域の花になれ」と描かれたのぼり旗が並んでいるのを見た時の感情。3年目、富田浜公園が1000人を超える観客の皆さんで埋め尽くされる最高な光景、どんな試合でも小さなヴィアマ旗を振って笑顔で応援してくれる素敵な方々がいること、私が試合に出る時に背中を押してくれた大切な仲間がいること。全部言うと切りがないくらいの忘れられない思い出があります。こんなにたくさんの経験をさせていただいたクラブに本当に感謝しています。
楽しいこと嬉しいこと以上に嫌になるとき、きついときがありました。決して「上手くいった3年間だった!」とは言えませんが、地域の方々をはじめ、いつも応援してくださる方々、家族や仲間の支えのおかげで最高で大切な3年間になりました。本当に感謝しています。
今後も「たのしむ」ことを忘れずに、気持ちの赴く方へ進んでいこうと思います。
これからも、一選手として応援していただけると嬉しいです。
来シーズンも引き続き、ヴィアマテラス宮崎への熱い応援をよろしくお願いします。
3年間本当にありがとうございました!
松野 梨那(Matsuno Rina)選手
【生年月日】
1997年12月26日
【出身地】
熊本県
【ポジション】
MF
【コメント】
いつも温かいご声援ありがとうございます。
2023シーズンをもってヴィアマテラス宮崎を退団させていただく事となりました。
2022年9月にヴィアマテラス宮崎へ入団し、なでしこリーグ昇格・2部優勝・1部昇格という貴重な経験する事ができました。その反面、なかなか個人としての結果を残せずチームに貢献できたか分かりませんが、約17年間のサッカー人生の中で1番充実していました。
毎日目標に向かって高め合い、時には一緒に成長を喜んでくれたチームメイトや、孫のように可愛がってくださる地域の皆様にとても支えられ励まされました。そして、家族や友人、試合会場やSNSなど、たくさんの場所から応援していただいているサポーターの皆様・スポンサー企業の皆様が居てくださったお陰で、どんな時でも前向きに努力する事ができました。
整った環境でサッカーに専念できたこと、地域一体となって優勝を掴み一緒に喜べたこと、そして「こんなに愛されてるチームは他にあるのか」と思うくらいに毎日を楽しく過ごせた事をとても幸せに感じているし、「宮崎に来て良かった」と心から思っています。
サッカーが大好きだと改めて感じさせてくれたクラブにとても感謝しています。
短い間でしたが、本当にありがとうございました!